ダルビッシュの９８キロのスローカーブで観客どよめく！！

メジャーオープン戦（レンジャーズ１－２ジャイアンツ、１１日、サプライズ）米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手（２６）が、ジャイアンツ戦に先発して３回２／３を５安打１失点。

メジャー２年目の右腕が余裕を漂わせた。

【ジャイアンツ戦に登板したレンジャーズ・ダルビッシュ　写真】http://p.tl/Nss0

「今は楽しみながらやっている」。ポージーも驚いていたし、球場も沸く。

観客席が大きくどよめいた。

ダルビッシュが三回、ポージーに大きな弧を描く９８キロのスローカーブを投げた。

「打者や球場の反応がすごくいい。三回二死一、三塁ではハンター・ペンス外野手（２９）に対し、カウント２－２から通常より約５キロ遅い１３０キロのスライダーで勝負。

試合は１－２でレ軍が敗れ、ダルビッシュが敗戦投手になった。アウトピッチ（決め球）というより、楽しませる球かな」世界王者のジ軍相手に変化球のテストを繰り返した。

左翼線に適時二塁打を浴びたが「ああいう場面はハードなスライダーを投げるんだけど、抜いてちょこんと打たせようと思ったのが真ん中へいって強振された。普段しないことをしたから打たれた」と涼しい顔だ。

ジ軍の田中賢介内野手（３１）は「９番・ＤＨ」で２打数１安打。

昨季世界王者を相手に変化球を試し、ナ・リーグＭＶＰのバスター・ポージー捕手（２５）から３球三振を奪った。

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